
また、カプランマイヤー法にて、Hb<13g/dL群とHb≧13g/dL群で、癌の累積診断率を解析すると有意な差を認めた3)
。本症例でも、Hb値の低下を認めていることから、日常診療でのHb値とそれまでの経過には注意が必要であると考えられた。日本人糖尿病患者に多い癌として、胃癌、膵臓癌、肝臓癌、大腸癌、乳癌、子宮内膜癌、膀胱癌があげられており2)、これらの癌を常に想定して日常診療を行っていきたい。
参考文献
1)日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド2006-2007, p21
2)Kasuga M, et al, Report of the Japan Diabetes Society/Japanese Cancer Association Joint Committee on Diabetes and Cancer. Cancer Sci. 104(7), 2013, 965-76.
3)川崎 勲, 第39回DM net ONE 症例検討会, 大阪市立総合医療センター, 2013年9月12日にて発表



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