
さらに、適切な食事の提供・管理をする家族が不在時には、間食・過食をしてしまい、実際、肥満傾向で血糖コントロールは不良(
)。一方で体調不良時に欠食し、低血糖による救急受診もあり、これらの課題に取り組む必要があった。
短時間型のデイサービス利用を勧め、体験もしたが、長続きすることなく中断してしまった。

内服薬の増量や、多剤併用による低血糖のリスクを回避し、キードラッグである血糖コントロール薬を確実に投与するため、注射製剤のGLP-1受容体作動薬(持続性エキセナチド)の導入を検討した。持続性エキセナチドは週に1度の投与で、薬剤特性として、単独では低血糖を生じる危険性がほぼない。また、訪問看護師や家族が自己注射を見守ることで、確実な薬剤投与が可能となる。
持続性エキセナチドの週1回投与という特性により、時差の問題も克服し、旅行中1回のみの注射で10日間のフロリダ旅行を満喫した(
)。
帰国後の初回受診日、最高の笑顔で、患者は嬉しそうに写真を見せてくれた。その後も、「国内の温泉旅行に行きたい」「またクルージングしたい」と次の目標設定を自発的に立てるなど、持続性エキセナチド導入が患者の自信と治療意欲につながった。あれほど興味のなかったリハビリやデイサービスへの参加も笑顔で積極的に取り組んでいる。

持続性エキセナチドの週1回投与という特性により、時差の問題も克服し、旅行中1回のみの注射で10日間のフロリダ旅行を満喫した(
)。帰国後の初回受診日、最高の笑顔で、患者は嬉しそうに写真を見せてくれた。その後も、「国内の温泉旅行に行きたい」「またクルージングしたい」と次の目標設定を自発的に立てるなど、持続性エキセナチド導入が患者の自信と治療意欲につながった。あれほど興味のなかったリハビリやデイサービスへの参加も笑顔で積極的に取り組んでいる。



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